中国赴任(海外市場進出)

なぜ、海外市場へ企業は進出するのしょうか?

 

その答えとして、国際経営で学ぶ代表的理論がダニング(Dunning)の他国市場に参入を決める3つの要素が有名だ。

 

(1)Ownership-specific advantages 所有の優位

企業が内部に保持する知識や技能、能力、物理的な資産や関係性がもたらす企業の競争優位の程度。

(2)Location-specific advantages 立地の優位

異質性から生ずる負債を払ってでも参入する魅力を保持している国であるかどうか。生産国または消費国としての相対的な優位性があるかどうか。

(3)Internalization advantages 内部化の優位

海外の生産設備、販売網、その他の付加価値創造のプロセスを企業の外部から内部にとり込むことで得られる優位性。

以上、頭文字をとってOLI理論と処される。

しかし、現実的には圧倒的な所有の優位性を持つ(O)企業は限られる。また、良い立地と判断される場所(L)に企業は集結するので競争関係が厳しくなる。また、内部化の優位を獲得する(I)ために時間を要する。

 

本当に国外市場に挑戦すべかどうかは、その便益をしっかり考える必要があるのは言うまでもないだろう。