中国人の問題解決力向上


林 琳

◇講師紹介
林琳 シニア・コンサルタント

現場の小さな「気づき」「工夫」から、組織は大きく変わり出す。世界がマネできない、日本企業最大の強みである「現場力」。早稲田大学大学院時代の私の指導教官である遠藤功教授の著書『現場力』にもあるとおり、強い会社に共通するこの現場力強化の実践ノウハウはまさに組織的な問題解決能力そのものと言えます。


「組織的問題解決能力」が求められる理由

1)指示待ち社員からの脱却
「言われなければ、やらない」のではなく、「自ら問題を発見し、自律的にそれを解決できる」ことが、現地化の必要条件です。

2)組織的な問題解決能力
一人の優秀者に問題解決を依存せず、皆で協力し、組織横断的に問題を解決する能力が、企業の競争優位の源泉となります。

日本企業の強みの源泉

現在、積極的にグローバル化を推進している日本企業の多くは、高度経済成長期、オイルショック、バブル経済と崩壊、その後の低成長期という、昭和・平成の目まぐるしい経済環境の変化に耐えて、国内外の熾烈な競争に勝ち残った企業です。それらの企業は間違いなく、「組織的問題解決能力」を身につけていました。

「問題解決能力」とは何か?

それは「知識」ではありません。ロジカルシンキングのような単なる技法でもありません。実践を積むプロセスで磨かれる「経験的なスキル」です。その「経験的スキル」を磨き上げることができたのは、ものづくりやサービスの現場で発生する問題や課題に対して、組織的に問題解決を図ることで得られるものです。また、問題解決のプロセスや答えを、独自のノウハウとして会社内部と社員の能力として蓄積することができます。

問題解決の苦手な中国人

日系企業の中国人リーダーから幹部に、共通して求められている能力は「問題解決力」と言えます。これは今後10年間をかけても推し進めるべき人材育成テーマと言えます。しかし、残念ながら中国人社員は、日常業務で発生する問題を取り上げること自体に抵抗があります。

中国人の問題解決に対する不満

・何とかやりくりして問題を解決してしまうが、その場しのぎで表面的な解決、あるいは人脈コネなどによる解決。どのように解決したのかが上司や部下にわからない。
・上司への報告がなく、問題を共有したり解決方法の質や妥当性を検証することができない。
・問題解決を特定の個人に依存してしまい、特定の個人が問題解決を独占してしまう。
・組織的なリスク対策や、再発防止策が打てず、真因の解決にならない。
・問題に気付いた人が責任を持ってしまう雰囲気があるので、常に言い訳を探しているか、問題から目をそむけてしまう。
・うまくいかないことに対して、できればそのままの状態にしておきたい。関わりたくない。
・自分の問題を取り上げることは、自らの能力が低いことを認めるにではないかとの心理的な抵抗感がある。

問題解決力を向上させる3つのポイント

中国人社員に対して「問題解決能力」を習得してもらうには次の3つのポイントが重要です。

(1)「問題解決の基本フレーム」を徹底的に習得する機会をつくる。
(2)実際に行った問題解決を評価し、フィードバック(報奨)する。
(3)問題解決の権限と責任、資源を渡し、問題解決の機会をたくさんつくる

これは、日本の研修プログラムの翻訳や、アクションラーニングやコーチングの真似ごとだけでは効果は期待できません。BHCCでは、これらの3つの観点を効果的に進める6ヶ月間のプログラムを提供しています。

BHCCは、中国で最初に本格的なアクションラーニングを取り入れた日系企業専門のコンサルティングファームです。これらの問題に向かい合った10年の実績とノウハウ・コンテンツのある私たちに、御社の発展に寄与できるパートナーとしてぜひ一度、ご相談ください。

実績(1) エレクトロニクスA社
 入社3~5年目のリーダー研修として実施。社内各部門の問題を共有し、上位者の視点から問題を発見し、解決策を提示する。
実績(2) 総合電機B社
 若手から公募し、1泊2日の短縮版「考える技術研修」として実施。発表会は実施しない。
実績(3) 医療機器製造販売C社
 中国内にある生産、販売、開発の現地法人の幹部クラスから選抜し、将来の総経理候補を育成するために実施。成果発表会には日本本社の役員が参加しコメントを行った。
実績(4) 小売製造販売D社
 若手の管理職候補者に実施。成果報告会では、総経理と各部門の本部長が参加し、昇格候補人材の見極め材料の一つとしている。
■ 研修実施案内
研修プログラム 「集合研修」+「個人指導、集団指導」
成果発表会のある6ヶ月間のアクションラーニング方式
対象 中国人の幹部社員、管理職、リーダー、一般社員
導入実績 2004年から中国国内にて展開。多数実績あり。
展開、実施方法 ご指定の日時、場所(社内会議室・ホテル等)で実施
1日集合研修×3回(通算3日間)
※(1日版の短縮コースあり)
講師費用 総費用 18万元 (定員20名)
費用内訳: 集合研修 9万元 (1日30,000元×3回)
アクションラーニング・個別指導・最終発表会  9万元 (6ヶ月間)
※交通宿泊費は別途実費請求となります。
資料代 講師費用に含まれる。
担当講師 BHCC専任講師
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たくさんの活用例、実績があります。
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